au 2年縛り 改善

2年縛りは改善された?

2015年に総務省の「ICTサービス安心・安全研究会」が実施した「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」の取りまとめに基づき、大手キャリア3社は料金値下げに向けていくつかの要請を受けました。その中には「2年縛り」の改善も含まれていました。

 

これまでの「2年縛り」は、2年が経過した後に解約しようと思っても、無料で解約できる期間が1か月しか設けられておらず、その期間を逃してしまうと解約するには違約金がかかってしまう仕組みになっていました。そこで各社は、無料で解約できる期間を1か月から2か月に延長する方針を明らかにしています。

 

また、auとソフトバンクは6月から違約金なしで解約できる新料金プランを導入し、ドコモも追随する見通しとのことです。ただ、新プランは基本料金が割高に設定されており、契約期間が長くなると現行プランより支払総額が増えるケースもあります。

 

auが導入する新プランは、契約から2年(24か月)を過ぎた3年目以降は違約金なしでいつでも解約できるというもの。ただ、月額基本料金は現行の「2年縛り」プランより300円高くなり、通話し放題のカケホプランは月額2700円から月額3000円となります。

 

これによって、契約から2年8ヶ月目(32ヶ月目)で基本料金の差額の合計が9600円となり、違約金の9500円を超えてしまいます。他社への乗り換えを視野に入れて新プランを契約する場合、損をしないためには契約後の27〜31ヶ月目に解約することが必要です。

 

結果的に値上げとなってしまい、長く利用するユーザーがかえって損をしてしまう新プランの導入は、はたして”改善”と呼べるのでしょうか…?


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